×線画加工01
 まずはじめはここからですね。
基本的にいつもペン入れをしてからスキャナで取りこんでいます。 元のイラストサイズはいつもハガキ位で小さく使いたい場合ははじめからもう少し小さめに描きます。

 今回はグレースケールの360dpiで取り込んでみました。ペン入れをしている時は線が割ととり込みやすいのでグレースケールを使います。
鉛筆画の時は同じ方法だとほとんど線が出ないのでカラー(雑誌、写真)の300〜400dpi辺りで取り込みます。 失敗したらまぁ何度かやり直して適当にって感じで。

 取り込んですぐはやっぱり汚れが目立つのでちょこちょこ直しを入れます。 画質を落としているせいもありますが大体←みたいな感じになります。(取り込み直後)
ハガキサイズのイラストも取り込んだ直後はかなり画像が大きくなって出てくるのでかなりびっくりです。
カラーで取り込んだ場合小さな汚れもくっきりと取り込んでくれるので直しは大変かもしれません。

線画の直しは現在「写真屋5.5」利用。
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×線画加工02

 写真屋の加工は他のサイトさんでも紹介されてるのであまり変化無いかも・・・。
スキャナ取り込みしたイラストはとりあえず写真屋に画像が出てくるように自分で設定したのでこっちに出力されて来ます。

 まず汚れを飛ばす為に「画質調整=明るさ・コントラスト=明るさ・コントラスト」を利用。

 このままでも十分色は塗っていけますが線が濃すぎたり細すぎた場合は「画質調整=明るさ・コントラスト=レベル補正」で 又調整します。基本的に鉛筆画の時はこっちも使うといい感じです。
青く線で囲んである所を動かすと黒い所が濃くなったり薄くなったり変わるので自分の好みである程度まで汚れをなくして行きます。
それから取りきれなかったゴミもある程度これを使うと無くなる事もありますね。


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×線画加工03



 しかし鉛筆画の場合はこの方法でも←のようなゴミが取りきれずに残ってしまいます。
 これを上手く取り除くにはまず線画抽出をすると楽です。
 チャンネルを選択しての左端を押すと 白い部分だけを選択するのでこれを反転(Ctrl+Shift+I)して新レイヤーに黒で塗りつぶします。
 もうその下に白で塗りつぶしたレイヤーを置くと線画の様子が良く解ります。
 
 線画のレイヤーを選択してアンチエイリアス解除の状態で 白い部分を選択。右クリックで近似色を選択してから又反転して「選択範囲→選択範囲を変更→拡張(2px)」。
 線レイヤーの下に新しいレイヤーを置いて薄めのグレーで塗りつぶします。
 こうすると上から3番目の画像のように目には見えない汚れも解るので綺麗に仕上がります。
 このグレーレイヤーの不要部分を消しゴム(ブロック又はブラシ)で丁寧に消してから白部分を選択 線画レイヤーを選択して「編集→カット」(Ctrl+X)すると綺麗に無くなり一番下の画像のようにすっきりします。
 この後グレーレイヤーは削除してしまいます。
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×線画加工04

 そうするとまぁこんな感じになるわけですね・・・。多分。

 この後絵のおかしな部分や不足部分などを消したり足したりして線画を完成させます。
 



 


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