ここではフリーソフト 「open Canvas b71」を利用 してのマウス塗りとなります。
同人絵描きの人だったらそこそこ知れている水彩風色塗りのソフトですね。私はこれがアナログ塗りに 一番近い感じで塗れるのでお気に入りだったりします。
 現在はフリーソフトは配布中止されてシェア版が出されているんですけどもフリーの状態でここまで 出来るならまぁ十分ではないかと思うんですね。(文字入れとか出来ないけどさ・・・)

 作業環境はここで別窓出てきます。



×色塗り>肌01
 とりあえずこのソフトだと「乗算・加算・減算」レイヤーのみなので基本は乗算でとりあえず 最初から7・8枚用意しておきます。
 又マスクとか範囲指定とか複雑な機能は全くナイのでひたすらレイヤー使って塗り分けるだけ! シンプルで初心者向けって言うんですか?>その分面倒なんだけどね(−−;

 基本として私はまず肌から塗って行きます。ベースの色とか適当に色パレットに保存しておいて ひたすら1枚のレイヤーに塗り重ねて、大抵4色から5色位。2の筆「水彩風」 を使ってひたすらぐりぐりとね。
 の部分に自分で好みの大きさの筆情報を保存できるのでだんだん左から太くなるように 私は保存しています。筆の太さ変更もキーボードのEとRで出来るので便利v
今回は の4色を使いました。
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×色塗り>肌02

 で、筆3「新ぼかし」をダブルクリックして「旧ぼかし」に変更。
旧の方が筆の大きさの他どの位の割合(強さ?)でぼかしを入れるかを変更出来るのでこっちの方が好きなのですよv
 とにかく境目とかわからなくなる位にぐりぐりぼかして行くのです。フォトショよりもこのぼかし具合は 好み的に言うといい感じだと思うデスよ。

 そうすると上画のような滑らかなボケ具合になります。
 後からぼかした後もちょこちょこ濃い色を乗せてさらにぼかして。
 そんな所がアナログの水彩と同じで良いですよね。 又、同じレイヤーに何度も塗り重ねてもあまり濃くならない事もあるので別レイヤーに塗ってからぼかして 重ねるといい感じに濃くなります。濃くなりすぎたらレイヤーの▼で濃さを調節。
 

 そしてレイヤーは乗算なのではみ出た部分は取り除かないと他の色を乗せた時色がまざってしまうので ツール5を使ってマウスでクリックしながら下左図のように取り除く所を 指定します。
(線は曲線を描けないので細かい直線を線に沿っておいて行く感じですね)
 拡大したりしながら細かい所までしっかり指定すると仕上がりがよいのであまり手は抜かない事。

適当な所でダブルクリックすると囲まれた所が消えて下右図のように。 ここでのポイントは一気にたくさん消そうとするな!ですか・・・>何度失敗した事か(−−;

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×色塗り>肌03

 左図が余分な所を取り除いたイラストです。
 取り除いた後はぼかしを使うと又取り除いた所にも色がひろがってしまうのでなるべく 後からは修正しない方が面倒が少ないです。
 取り除く前にきちんと確認が必要かもですね。
 それと時々やるのが何枚かに分けたレイヤーを統合し忘れる事、何度もはみ出た所を取り除くのは 面倒なので同じ部分だったらまとめてから消した方が作業は早いです。

 ここで色が薄すぎた場合はレイヤーを複製して濃さを調節してから重ねてしまうといいです。
 濃すぎた場合は▼つまみで調整。
 ま、この作業は全体が仕上がった後でも出来るので別にやらなくても良いんですけどね〜。

 肌はまぁいつもこんな感じ。
 作業の要所要所で拡大して細かい所もきちんと仕上げるのがいいですね。
 
 後このソフトの場合はキーボードである程度のツール選択を変更出来るのでそれを覚えると作業が 手早く進みます。多分他のソフトにもあると思うのだよ、わざわざツールの所までマウスカーソル持ってくのは 面倒だしね。・・・て、ペンタブだとどうなんだろ?マウスよりは軽いからいいのかな?
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×色塗り>肌04

 んで、おまけみたいなもんですが、いらない部分を取り除くとどうしてもくっきりはっきり色がわかれて しまう(上図参照)ので小さなぼかしを指定して軽くぼかしておくと自然な感じに色がなじんでいい感じです。

 とりあえずこの辺りで一度レイヤー保存も出来る「openCanvas」専用の保存方法でちゃんとセーブしておくと良いですねv



 


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