×色塗り>髪01
 続いて髪の毛の塗りをして行きます。服は普段から全体のイメージを見ながら色を決めるので大体 髪の毛の後に塗っています。
 いつもはレイヤー1枚で大体塗ってしまうのですがそれだとあまり説明する意味ないので ちょっと丁寧(面倒?)な方の塗りを紹介しますね〜。

 まず1枚目のレイヤーにベースの色を2色で大体の光の向きを考えて適当に肌の時のような 感じで色を乗せてぼかしを入れます。少し色が濃くなってる・・・ですよね?これは1色だけつかって 1回目をさっと塗って2回目をじっくり塗っても同じようになります。
 色の具合を見て自分の好みで割と変えます。

 上が1色目のみを塗った所で下が2色目を塗ってぼかした物ですね。
 ベース2色は を使いました。
02






×色塗り>髪02

 そしてここからが面倒・・・。
 
 範囲指定とか出来ないソフトなので自分で色の塗り分けをしなくてはなりません。
 隣の色と混ざったりしないように3・4枚のレイヤーを使ってまずは塗る場所を分ける為に ちょっと濃い目の色を使ってレイヤーに色を塗っていきます。

 今回はを使ってレイヤー3枚に分けて塗っています。
 

 レイヤーの状態は右にある感じで。
 一番下が肌でその上が髪の毛のベース。
 
 その次から塗り分け髪レイヤー。
 レイヤーに名前を設定する事が出来ないので表示・非表示にを使ってどのレイヤーか確認 するしかないのでここはなるべく自分で覚えておくしかないですね。

 でも、大体のイメージは表示されるので大まかな所はわかるですか・・・。
 細かい部分はもう見えないんでわからないですけども。



03






×色塗り>髪03

 塗り分けをした後、1枚目の塗り分けレイヤーのみを表示して作業をやりやすくします。
 他が表示されてると塗る所わかりにくくなるので関係ない所塗ってしまうので塗り分けの 意味なくなりますし・・・。
 
 で、まず前回の色より濃い目の色で、さらに濃い部分 を塗り重ねます。
 その後はみでた所を消しゴムツールで丁寧に取り除いて左図のようにすっきりさせます。
 この場合消しゴムの方がぼかしがかかりつつ消せるので肌の時に使った指定して消す方法より 滑らかな感じになる・・・様な気がします。実際はどうだろ?
 
 その後ちょっと小さめのぼかし筆で明るい部分との境目をぼかしてベース色となじませます。
 で、左下図のようになるわけですね。
 
 この時注意なのが消しゴムで消した隣の色とくっきり色の違いを表したい所にはぼかしをかけない事。
 ここにぼかしを入れると消しゴムで消した意味ないので・・・。
 なので塗り分けをする時には多少消しゴムで消したりぼかしを入れる事を考えてレイヤーわけすると いいですね。
 丁寧に仕上げる時は本当にもっとレイヤー分けしてもいいかもしれないなぁ。
 
 ちなみにイラストの阿修羅はかなりレイヤー使いました、確か5・6枚は使ったかも・・・。 艶べた風にしようとするとやっぱりそのくらいはいるですよ。面倒も倍って感じ。
04







×色塗り>髪04

 続いて2枚目、3枚目を仕上げます。
 3枚目は特に他のレイヤーも表示させて足りない部分を付け足しながら作業を進めます。
 で、完成したのが左図上2つになります。
 髪の毛の中の残す部分のみきれいに仕上げて後の顔にかかった色とか背景部分の色は基本的に 後で統合してからまとめて消した方が手間が省けるので、見た目悪いですがまぁこんな感じに。

 全部を表示したのが左下図になります。

 で、髪のレイヤーを全て統合してはみ出た部分を取り除いて完成した物が こっちのイラストですね。
   


↑TopNext Coloring? →