がたつく窓枠を一気に跳ね上げる。 途端、砂利を投げつけられたか海に叩き落されたか、というように雨粒が顔を打ったがアスランは不機嫌そうにほんの少し片眉を上げただけでその向こう側を見据えていた。 「何の用だ。」 非常階段の踊り場に座り込んでいる人影に向かって言う。 そんなところで雨が避けられるはずも無く当然、全身ずぶ濡れになって酷い有様だったが…その少年は暗がりの中でも良く光る瞳で彼を睨むように見返してきた。 [weekend 1]一部転載 | ||
2007.0722 week end <アスラン&キラ> | ||
水村澪さんの書かれたガン種小説「weekend」の1話目出会い部分のイメージイラストです。
描いたのは昨年(下書きに至ってはもっと前)なのにさっぱりと塗れずにいました(-_-;) 仮塗り絵をお見せしてからすでにに1年以上お待たせしている辺り相当ダラけていた様子が 伺えるという物デス。本当に申し訳なく・・・。 塗り自体も毎日少しずつ進める感じでちまちまと今月に入ってからやっていたのですが最近 すっかりイラスト描いてなかったので作業が遅くて仕方無かったですよ。しかも微妙にアニメ塗りっぽく してみたいという思い付きから余計時間かかってるし。 塗ってる間も話を読み直してイメージ通りの絵になるよう頑張ってみましたがこのペースだと ろくに進みやしませんですね(T_T) 一応今後も続けて行きたい予定・・・次はどのシーンにするか又読み直さねば!! [2007,0722up--06/0604〜] |